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映画

  • 2019年2月26日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(5完)/荒廃する国土、映画館の修復描くドキュメント。ガスメルバリ監督の「トーキング・アバウト・ツリーズ」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】  今年の収穫は、コンペのドイツ人女性監督2作の他に、パノラマ部門で観客賞を受賞した『トーキング・アバウト・ツリーズ(木々について語ること)』と、フォーラム部門でカリガリ賞を受賞した『祖国(ハイ […]

  • 2019年2月21日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(4)イスラエル人のイスラエル性を問う。金熊賞に「シノニズム」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】16日夕、授賞式が行われ、以下のような賞が発表されました。 金熊賞を獲得した『シノニムズ』は、パリに到着早々、文字通り丸裸にされてしまったイスラエル人青年が、フランス人の奇妙なカップルに助けられ […]

  • 2019年2月19日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(3) 突然のキャンセル。イーモウ監督の「1秒」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】映画祭の中日に当たる週末、コンペに出品されていたチャン・イーモウ監督の『1秒』が、ポストプロダクション(撮影後の仕上げ作業)が間に合わないという技術的な理由で上映をキャンセルするという発表があり […]

  • 2019年2月15日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(2) 少年少女向けオープニングに「ウィーアーリトルゾンビーズ」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】2月8日の夜、ジェネレーション14プラス部門の開会式が国際文化会館で行われました。ジェネレーションとは少年少女向けの作品を集めた部門で、14プラスは14歳以上という意味、もう少し下の世代を対象に […]

  • 2018年5月18日

五月革命から50年。記念の年にゴダールの新作「イメージの書物」/第71回カンヌ国際映画祭報告(3)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】11日午後、映画ファン待望のジャン=リュック・ゴダールの新作、『イメージの書物』の正式上映が、翌12日に記者会見が行われました。今年2018年は、フランス全土をゆるがせた五月革命の余波で、映画祭 […]

  • 2018年5月18日

東京フィルメックスの存続決まる。木下グループが支援/第71回カンヌ国際映画祭報告(2)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】オープニングの翌日の9日午後、フランスの映画製作・配給会社MK2のオフィスで、海外の映画祭関係者、日本のジャーナリストを招き、新生・東京フィルメックスについて、市山尚三プログラム・ディレクターか […]

  • 2018年3月24日

確かな作話と視線。胡波監督の「象はじっと座っている」は群像劇/第68回ベルリン国際映画祭報告(5完)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】2月24日夕、授賞式が行われ、以下のような賞が発表になりました。今年の審査員長はドイツのトム・ティクヴァ監督で、女優のセシル・ド・フランスさんや、『ラスト・エンペラー』などの映画音楽でも知られるミュージシャンの坂 […]

  • 2018年3月12日

社会のアイデンティティ問う「マグ」/第68回ベルリン国際映画祭報告(3)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】戦火に追われ、あるいは貧窮から逃れるために、ブローカーに大金を払ってまでヨーロッパを目指す難民たち。彼らの求める“エルドラド(黄金郷)”はどんなに素晴らしいところなのか?ヨーロッパの監督の作品には、どこかにその答 […]

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