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武田こうじ

  • 2020年9月19日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #8

仙台在住の詩人・武田こうじさんによる写真と詩の新連載「もうちょっと後で光って」。TOHOKU360にて2020年5月より、週末に掲載しています。 9月26日(土)から来年の1月31日(日)まで、せんだい3.11メモリアル交流館で『うみべの小学校』とい […]

  • 2020年8月22日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #7

濁ってしまう混ざってしまう川はこの街の腕のように夕暮れはこの街の背中のようにあなたを運んでいく 言葉から遠く遠く 伝えたいことがある 痛みを薄めてしまうことを責めて正しく生きていたいと思ったではどうしてぼくたちは食べてしまうのか自分のことも保てないつ […]

  • 2020年8月15日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #6

なかなかできなかったけれど電話を捨てたぼんやりと「できなかった」の正体が見えてくる今までもそこにあっただけど それがわからなかった小さくまとまった髪を強く 掴んで ぼくをその中に置く 形のあるものは答えのように振る舞うひとついちまい壊してしまうことが […]

  • 2020年7月4日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #5

仙台在住の詩人・武田こうじさんによる写真と詩の新連載「もうちょっと後で光って」。TOHOKU360にて2020年5月より、週末に掲載しています。 朝 <ところで、ぼくは誰なんだろう。とてもこだわってきたけれど、そもそも自分とはなんだろう。そして、この […]

  • 2020年6月27日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #4

甘く冷やしておいた沈黙のとなりだれにもわからないことそこからふたりのときは離れてもいい遠くに歩いてしまえばいい やっと言えたもういらないの柔らかい雨が終わりと始まりを告げるそれでねうんやっぱりうんどうしてもいやだそうじゃないじゃあどうしたらいい 真っ […]

  • 2020年6月20日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #3

打ち明けてみると思っていたのとはちがう大きさになったそのことが気になってほんとうは、たいしたことないんだけど、ねと付け足すとまたちがう大きさになってしまう どこから足りなくなるのだろう 久しぶりに家に帰ると庭のひとつひとつがすぅーと集まってくれて小さ […]

  • 2020年6月6日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #2

手紙 Opening いつも思うことだけれど、どうして、その時はわからないのだろう。繰り返し、立ち止まり、ふと自分の考えを整理したくなって、いろんなことを振り返ります。きっかけもいろいろです。ぼくはそうしたことが得意だと思っていたのだけれど、気がつく […]

  • 2020年5月30日

【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #1

「どうして」ときかれると、いつも答えられない。だけど、話してみたいことはすぐそこにあるような気がする。ふれようとすると冷たくて、怖くて、だけど、フワッとしてもいて、湿っているような、やさしさがあって、それを言葉にして届けようとすると、枯れてしまう、渇 […]

  • 2020年1月10日

【写真と詩の連載】大きいもの、小さいもの。9

車の運転をするようになって、どれくらいの時間が経ったのだろう。いろんな街に出かけて行ったこともあるけれど、ぼくが運転するのはほとんどがこの仙台だ。免許を取る時は、自分に運転なんてできるだろうか、車なんて高価なものが自分の手に入ることがあるのだろうか、 […]

  • 2019年12月13日

【写真と詩の連載】大きいもの、小さいもの。7

食卓をつくり会話を味わう黄昏をつくり洗濯物をたたむ淡くつながる一日その涙がぼくの家  詩:武田こうじ写真:日本デザイナー芸術学院写真映像科pic1 by 菅野海音 【写真と詩の連載】日本デザイナー芸術学院写真映像科 × 武田こうじ「大きいもの、小さい […]

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TOHOKU360は、東北のいまをみんなで伝える住民参加型ニュースサイトです。東北6県各地に住む住民たちが自分の住む地域からニュースを発掘し、全国へ、世界へと発信します。

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