- 2024年4月26日
石巻の名産・十三浜ワカメ、海の異常高温と大しけ続きで水揚げ3分の1に 現地ルポ
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「収量は(平年の)3分の1だよ。ここでワカメの養殖が始まって以来、初めてのことだ」。養殖歴60年という漁師、佐藤利喜夫さん(76)はため息をつく。4月中旬に訪ねた石巻市北上町の十三浜。この季節は毎朝、海で刈り取っ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「収量は(平年の)3分の1だよ。ここでワカメの養殖が始まって以来、初めてのことだ」。養殖歴60年という漁師、佐藤利喜夫さん(76)はため息をつく。4月中旬に訪ねた石巻市北上町の十三浜。この季節は毎朝、海で刈り取っ […]
【佐藤和文】仙台市から国道4号を車で1時間ほど北上すると右手に音楽スタジオ「ピックアップ」(大崎市古川福浦)が見えてきます。ギタリストで、ベース、キーボード、ドラムなどをマルチで演奏する地元生まれのミュージシャン石ケ森宗悦さん(72)の経営。 石ケ森 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】ほのぼのとした笑みと祈りを湛える、丸いお顔。小さな焼き物の地蔵さまが、山形県大石田町の寺の住職と石巻の陶芸家の縁を結んだ。住職の地元では東日本大震災の後、石巻の多くの犠牲者が荼毘に付され、住職は弔いの読経や遺族の […]
【佐藤和文】振り返れば、音楽的な知識や演奏上のこつのうち、初期の段階で教えてもらったにもかかわらず、習得不十分なままに通り過ぎてしまっているものが少なくありません。基礎練習を積み上げるなかで身に着けたいと思ってもなお不十分な課題については、実際に曲を […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】福島第一原発事故で「帰還困難区域」となった福島県浪江町津島。地区のわずか1.6%が昨年3月末、国から「特定復興再生拠点区域(復興拠点)」に指定され、除染とともに役場支所などが開いた。が、この1年で風景は変貌した。 […]
【鈴木柚夏、佐竹真帆(高校生記者)】笹かまぼこをはじめとする水産練り製品等を製造販売する株式会社鐘崎(仙台市若林区鶴代町6-65)は、戦後すぐの1947年(昭和22年)に仙台市東八番丁に創業した「合資会社 鐘崎屋」を前身とします。70年以上の歴史を地 […]
【佐藤和文】先日、なじみのカフェに顔を出したらラテン特集のようなジャズレコードがかかっていました。アルトサックスがメーンであることはすぐに分かったのですが、あまり聴いたことのない音色のように思えました。店主にたずねると「(チャーリー・)パーカーです」 […]
【三浦愛華、中川萌生、高橋梨花、安保美歩(高校生記者)】2011年3月11日に発生した東日本大震災から13年が経った。私たちは「震災メモリアルタクシー」の活動に取り組む「振興タクシー」(本社・仙台市)を訪問した。振興タクシーは、震災当時の出来事、そし […]
【佐藤和文】アルトサックスの予備機を手に入れたい。でも条件に合う楽器を探すのはなかなか大変そうです。もちろん、それなりにお金をかければ、それなりの楽器が手に入りますが、そういう話ではありません。あくまで予備機なのでメーンの楽器が元気ならほとんど使わな […]
能登半島地震から3カ月。私たちに何ができるのか?東北の農山漁村をくまなく歩き、地元の暮らしに寄り添う「地元学」を提唱してきた仙台市の民俗研究家・結城登美雄さん(78)に話を聴く記事の後編です。 (聴き手・ローカルジャーナリスト 寺島英弥) […]