- 2021年5月4日
【陸前高田h.イマジン物語】ジャズ喫茶主人の夢路はるか ①3月11日の客(上)
【連載:陸前高田 h.イマジン物語】東日本大震災で店舗が流出し、2020年に復活した岩手県陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」。ジャズの調べとコーヒーの香りに誘われて、店内には今日も地域の人々が集います。小さなジャズ喫茶を舞台に繰り広げられる物語を […]
【連載:陸前高田 h.イマジン物語】東日本大震災で店舗が流出し、2020年に復活した岩手県陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」。ジャズの調べとコーヒーの香りに誘われて、店内には今日も地域の人々が集います。小さなジャズ喫茶を舞台に繰り広げられる物語を […]
東京電力福島第一原発事故から10年を迎えた福島県飯舘村。国の除染作業を終え、全村避難の指示が解除されてから4年経つが、真新しい中央公民館や道の駅、役場がある中心部を除けば、帰還した住民の姿は少なく、復興はいまだ遠い。だが、自然の豊かさは変わらず、村に […]
2月13日深夜、東北南部を襲った最大震度6強の福島県沖地震に続き、3月20日夕、宮城県沖を震源とする同5強の地震が、10度目の「3・11」を刻んだばかりの被災地に追い討ちを掛けた。2月の地震で震源に最も近かった相馬市を取材した筆者は(2月16日の『福 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2021年2月13日午後11時7分ごろ。筆者は名取市内の自宅で机に向かっていた。最初は小さな揺れだと思った。2011年3月11日の東日本大震災。すべてを破壊するかのようだった激震を、当時いた仙台市中心 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】新型コロナウイルス禍の下、大勢のファンの歓声と熱気と融合するステージから遠く離れ、これから進むべき道を暗中模索していたという。東京で活動する仙台市出身のシンガーソングライター、佐野碧さん。今年3月1日に予定してい […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】国分雅美さん(64)。仙台市で2002年に「ちんどん みやび組」を結成し、伝統の大道芸「ちんどん」を音楽と笑いのエンタテイメントとして追求している人だ。ライブバーで働きながら活動を広め、今年秋には米国ニューヨーク […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】『しょう新聞』。北海道白老町出身で東北大法学部3年の北平将さん(21)が、一人で取材執筆、編集し、120部ほどを発行する新聞がある。仙台市で暮らして3年余り、弁護士を志し勉強する傍ら、離れたからこそ見える古里の現 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)=仙台市】新型コロナウイルスの感染不安の中、広めないための「自粛」の一方で苦境に陥る仙台市の夜の繁華街。その一角、フォークを愛するマスターに惹かれ、バンド仲間や常連さんが集ってきたライブバーはいま、9年前の東日本大 […]
【寺島英弥=仙台市】地下鉄荒井駅(仙台市若林区)から市バスに乗り、やがて家々も水田もなくなり荒れ地の風景に変わると、終点の旧荒浜小学校前だった。タイムスリップしたような3月10日の小雨の朝。目の前には鉄筋コンクリート4階建ての白い校舎がある。「ありが […]
【寺島英弥=仙台市】佐野碧さん。仙台市出身で、東京からネパールまで海を越えて活動するシンガー・ソングライターだ。今年1月29日の自身のブログ「空からこぼれた歌がある。」に、佐野さんはこう書いた。 『2020年開催決定。日本とアジア、そして世界を繋ぐ […]