- 2023年5月26日
避難指示解除から6年の飯舘村比曽「地域喪失」から再生へ、行政区長の闘い(後編)
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2011年3月の東京電力福島第一原発事故の被災地、福島県飯舘村で、全村民の避難が解除されてから6年。除染で土を剥ぎ取られた農地を「健康な土」に回復させる、困難で孤独な仕事を成し遂げた比曽地区の農家菅野義人さん(7 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2011年3月の東京電力福島第一原発事故の被災地、福島県飯舘村で、全村民の避難が解除されてから6年。除染で土を剥ぎ取られた農地を「健康な土」に回復させる、困難で孤独な仕事を成し遂げた比曽地区の農家菅野義人さん(7 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト) 】「高齢化率68.6%」。衝撃的な数字は、全国の市町村で一番、高齢化率が高くなった福島県飯舘村だ。2020年国勢調査に基づく65歳以上の村内居住者の割合で(村では住民基本台帳に依る同様の数字として59. […]
「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をゲストに、現場で活動する人たちの生の声をお届けします […]
【若栁誉美】日頃からライフログと情報収集、遠方の方との軽いやりとりのために使用しているSNS。そこである日、こんなツイートが目に留まった。 ツイートを発信したルーラー山口さんが、西日本在住、元白血病患者のプロ雀士であることは前々から存じ上げていた。な […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東日本大震災やその後の水害、地震の被災家屋の解体工事が相次ぐ相馬市で、市民有志が結成した「そうま歴史資料保存ネットワーク」(代表・鈴木龍郎さん、日本画家)が本格的な活動をスタートさせた。4月23日には地元高校生ら […]
【鈴村加菜】仙台市在住の研究者・李善姫さん(東北大学男女共同参画推進センター講師)の著書「東北の結婚移住女性たちの現状と日本の移民問題―可視化と他社化の狭間で―」が今年2月に出版された。李さんは10年以上にわたり、1980年ころから「外国人花嫁」とし […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト、名取市在住)】福島県浜通りの浪江町から国道114号(至福島市)を車で西へ。太平洋に注ぐ請戸川の流れをさかのぼり阿武隈山地に分け入ると、しばらくして、道路脇の斜面や林床がきれいに整地された景色が続くようになった。放射 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】福島県浜通りの原発事故被災地には、高い放射線量が残り、いまだに立ち入ることも住むこともできぬ「帰還困難区域」がある。そこに国は、一部の地域を除染して「まち」機能を再生し、居住を促す「復興再生拠点」(4 […]
東日本大震災から12年。一めぐりの3月11日が過ぎた東北の被災地では「復興」に伴う風景の変貌、記憶のよすがとなる遺構の消失、震災後の住民離散、「記念日」に偏る報道などさまざまな要因で、震災の記憶の伝承・継承が難しくなっている。終戦の日や原爆忌のように […]
【中條めぐみ】2022年11月のある日曜日、仙台市宮城野区中央市民センターで「キッズもりあげ隊」の活動を見学させてもらった。「キッズもりあげ隊」(以下「もりあげ隊」と略)とは、仙台市が行う「子ども参画型社会創造支援事業」の活動のひとつである。子どもた […]