- 2022年8月9日
震災を歌で伝え続ける「レクイエム・プロジェクト」仙台で今月28日、10年目の演奏会
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「レクイエム・プロジェクト」を聴きに行かれたことはあるだろうか。日本各地の戦災や大災害があった街々から、地元ゆかりの詩人、住民参加の合唱団と共に、祈りと希望を込めたオリジナルの歌を発信してきた音楽活動だ。仙台市で […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「レクイエム・プロジェクト」を聴きに行かれたことはあるだろうか。日本各地の戦災や大災害があった街々から、地元ゆかりの詩人、住民参加の合唱団と共に、祈りと希望を込めたオリジナルの歌を発信してきた音楽活動だ。仙台市で […]
2月14日に始まったロシア軍のウクライナへの侵攻は、開戦から100日を過ぎ、攻防は激しさを増すばかりだ。両国の因縁と相克の歴史についてTOHOKU360に寄稿(3月21日)したウクライナ人ジャーナリストから、爆撃と避難の日々に耐える同胞の […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「独眼竜政宗」。仙台藩祖・伊達政宗の誕生から大往生までの一代記の漫画で、その第1巻がこのほど仙台の出版社から刊行された。作者は千葉真弓さん(59)。原作は2011年9月から昨年3月まで、河北新報のこども新聞、朝刊 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】旧相馬中村藩の藩窯に始まり、400年近い歴史のある「相馬駒焼」(福島県相馬市)が、存続の危機にある。東日本大震災での工房の被災と15代窯元の死が同じ年に重なり、後継者も亡くなり、昨年2月、今年3月にあった震度6強 […]
仮設住宅にあふれたレコード 【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』『処女航海』『サードストリーム・ミュージック』『ホレス・シルヴァー』『バグズ・グルーヴ』『デュー […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「ほら、大根の葉が伸びている。塩害に強いかもしれない」。それが初めての取材で聞いた言葉だった。南相馬市原町区萱浜(かいばま)の篤農家、八津尾初夫さん(72)。東日本大震災、福島第一原発事故から間もない2011年5 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】渋谷修治さんをご存じだろうか。石巻市北上町のシンガーソングライター。ふるさとの人と自然を愛する歌の数々を聴いたことはあるだろうか。東日本大震災の被災地となった苦難の日々にギターを鳴らして町の仲間を励まし、遠来のボ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】先月16日に起きた福島県沖地震。最大震度6強を記録し、多くの家屋が被災した相馬市で、築89年になる文化財級の木造民家が全壊した。数寄屋造りとモダンな洋風が溶け合う昭和初期の風格ある様式で、城下町の風格を伝えたが、 […]
日本大震災から12年目の3月11日の後、間もなくの16日深夜、東北南部を揺らした福島県沖地震。昨年2月13日にあった福島県沖地震から1年余りで、同じ「6強」の最大震度を刻んだのが相馬市では、多くの家々に被害が出た。2年前の11月、大震災から復活オープンしたばかりの松川浦のホテルも、昨年に続いて宿泊を休んでの修理準備に追われる。本格カフェや女性向けのランチ、海の眺望の良さで人気の宿。予約の問い合わせは絶えず、現在はランチ営業のみだが、「応援してくれるお客さんのために一日も早く再開したい」と宿主は前を向く。
横浜から届けられた支援 【寺島英弥】被災地での難儀を覚悟で車を運転し、「ちぐさ会」の新村繭子さん(43)が陸前高田に着いたのは2011年の5月12日だった。訪ねた相手は市立一中体育館の避難所にいた「h.イマジン」店主、当時69歳の冨山勝敏さん。同行し […]