- 2023年3月9日
【大学生が取材した3.11】災害救助法の限界ー被災者が証言する「仮設」の暮らし
【相澤朋季(尚絅学院大学1年)】東日本大震災の被災地である宮城県名取市閖上。被災者となり、現在は閖上中央町内会長としてこの地に住む長沼俊幸さん(60)は、長い仮設住宅暮らしを経験した。長沼さんは苦難を知る当事者として、今後起こる災害に備えて「『災害救 […]
【相澤朋季(尚絅学院大学1年)】東日本大震災の被災地である宮城県名取市閖上。被災者となり、現在は閖上中央町内会長としてこの地に住む長沼俊幸さん(60)は、長い仮設住宅暮らしを経験した。長沼さんは苦難を知る当事者として、今後起こる災害に備えて「『災害救 […]
【石井理帆(尚絅学院大学3年)】2011年に起きた東日本大震災からまもなく12年。「震災を知らない世代」が増えてきた。毎年、3月11日が巡るたびに「風化」が語られ、その危機感の表れともいえる動きが報じられる。津波被災地の一つ、宮城県名取市の閖上地区で […]
プーチン政権下のロシアによるウクライナ侵攻から、2月24日で丸1年が過ぎた。両軍による戦闘は現在も激しく続き、収束はいまだ見えない。国民挙げての抗戦や家族離散、ミサイル攻撃による被災など苦難を背負うウクライナの人々の今の思い、この先に見据えるものとは […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授)】もうすぐ東日本大震災から十三回忌となる3月11日が来る。津波被災地の一つ、名取市の閖上は、住民754人が犠牲になり(同市調べ)、あの日のがれきの風景からいま、全く新しい町並みに生まれ変わった。 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】福島県相馬市の浜の景勝地、松川浦。11年前の東日本大震災の津波、福島第一原発事故の風評などの荒波の後も、度重なる地震が観光復興を妨げてきた。今年3月16日にあった最大震度6の地震で街全体が被災した中、家族が一丸と […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「メサイア(救世主)」をお聴きになったろうか。キリストの誕生から受難、復活の物語を美しく壮大に歌う3時間近い大曲だ。ベートーベンの第九交響曲と並び、年の瀬の大合唱が風物詩になってきた。仙台市では1983(昭和58 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】 11年前の東日本大震災以来、大きな地震や豪雨など、災害が相次いだ相馬市。400年余りの歴史ある城下町の文化遺産はその度、暮らす人々と共に痛手を受け、多くが解体や廃棄、散逸を待つような現状だ。「失われ […]
【文・写真:寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】福島県浪江町津島地区。2011年3月の東京電力福島第一原発事故で、9550㌶もの広大な緑豊せな古里を汚染され、約450世帯・1400人の住民が避難を強いられて11年が経つ。帰還困難区域のまま […]
2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻してからきょうで8カ月。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ軍の反撃で劣勢に立たされた前線になおも兵士を送ろうと、国内に部分動員令を発し、ウクライナの街々をミサイルで攻撃し、厳しい冬を前に戦争の終わ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「レクイエム・プロジェクト」を聴きに行かれたことはあるだろうか。日本各地の戦災や大災害があった街々から、地元ゆかりの詩人、住民参加の合唱団と共に、祈りと希望を込めたオリジナルの歌を発信してきた音楽活動だ。仙台市で […]