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  • 2019年5月31日

パルム・ドールに「パラサイト」 韓国映画生誕100年に華添える/カンヌ国際映画祭レポート(6)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】5月25日の夜、授賞式が行われ、ポン・ジュノ監督の『パラサイト』が韓国初のパルム・ドールを獲得、韓国映画生誕百年の記念の年に大きな華を添えました。 ポン・ジュノ監督を始め、去年コンペに『バーニン […]

  • 2019年5月31日

貧困層が富裕層に寄生する。韓国社会を戯画化 ソン・ガンホ主演の「パラサイト」/第72回カンヌ国際映画祭レポート(5)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】コンペのアジア映画は、中国のディアオ・イーナン監督『野鴨の湖』、韓国のポン・ジュノ監督『パラサイト(寄生虫)』の2本です。  『野鴨の湖』は、マフィアの内部抗争から、首謀者として警察から懸賞金付 […]

  • 2019年5月29日

食といのちを問う 批評家週間で富田克也監督の『典座-TENZO-』/第72回カンヌ国際映画祭レポート(4)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】去年は是枝裕和監督の『万引き家族』が今村昌平監督の『うなぎ』以来、21年ぶりに日本映画にパルムをもたらしましたが、今年はコンペに作品がなく、監督週間に三池崇史監督の『初恋』と、批評家週間に宮田克 […]

  • 2019年5月28日

良心的兵役拒否者をモデルに平和の意味を問う。テレンス・マリック監督の「隠れた人生」/第72回カンヌ国際映画祭レポート(3)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】去年、プレスの上映スケジュールが変更になりましたが、今年もさらに変更が加えられ、伝統的に残っていた朝8時30分の先行上映も、前日の夜の回の再上映となり、正式上映の前にいち早く映画を見るというプレ […]

  • 2019年5月20日

犯罪多発地域に迫るラジ・リ監督の「レ・ミゼラブル」/第72回カンヌ国際映画祭レポート(2)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】華やかな開会式の翌日、フランス期待の新人、ラジ・リ監督の『レ・ミゼラブル』が上映されました。“レ・ミゼラブル”というと日本ではミュージカルで有名ですが、元はフランスの国民作家ヴィクトル・ユゴーの […]

  • 2019年2月26日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(5完)/荒廃する国土、映画館の修復描くドキュメント。ガスメルバリ監督の「トーキング・アバウト・ツリーズ」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】  今年の収穫は、コンペのドイツ人女性監督2作の他に、パノラマ部門で観客賞を受賞した『トーキング・アバウト・ツリーズ(木々について語ること)』と、フォーラム部門でカリガリ賞を受賞した『祖国(ハイ […]

  • 2019年2月21日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(4)イスラエル人のイスラエル性を問う。金熊賞に「シノニズム」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】16日夕、授賞式が行われ、以下のような賞が発表されました。 金熊賞を獲得した『シノニムズ』は、パリに到着早々、文字通り丸裸にされてしまったイスラエル人青年が、フランス人の奇妙なカップルに助けられ […]

  • 2019年2月19日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(3) 突然のキャンセル。イーモウ監督の「1秒」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】映画祭の中日に当たる週末、コンペに出品されていたチャン・イーモウ監督の『1秒』が、ポストプロダクション(撮影後の仕上げ作業)が間に合わないという技術的な理由で上映をキャンセルするという発表があり […]

  • 2019年2月15日

第69回ベルリン国際映画祭レポート(2) 少年少女向けオープニングに「ウィーアーリトルゾンビーズ」

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】2月8日の夜、ジェネレーション14プラス部門の開会式が国際文化会館で行われました。ジェネレーションとは少年少女向けの作品を集めた部門で、14プラスは14歳以上という意味、もう少し下の世代を対象に […]

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