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LIFE

  • 2023年8月11日

【加茂青砂の設計図】加茂青砂に生きる人々の物語を「蔵書」のように集めて

第5部最終章プロローグ「何の設計図なのか」 この連載のタイトルがなぜ、「加茂青砂の設計図」なのか。狙いがあって論理的に名付けたわけではない。突然、何かのお告げのようにひらめいた。そう言えば、聞こえはいいが、ただの思い付きというのが、正直なところである […]

  • 2023年7月31日

震災挟み13年ぶりツバメが巣作り 閖上の自治会長、大学生との交流再開と希望重ねる 

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】真新しい家並みを縫って飛ぶツバメたち。その一つがいが、名取市閖上の自治会長、長沼俊幸さん(60)の家に巣を作った。古い漁港の街だった閖上が東日本大震災の津波で失われた2011年。前年までツバメは家の中にも巣を作り […]

  • 2023年7月7日

特産の「椿油」づくりと農業。家族とともに家業復活へー陸前高田で長男亡くした夫婦の13年目

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】石川秀一さん、春江さん=共に74歳=の夫婦を陸前高田市に訪ねたのは6月下旬、3年ぶりの取材だった。2011年3月11日の大津波で、消防団活動をしていた長男政英さん(37)を亡くし、癒えぬ悲しみを背負った。夫婦は家 […]

  • 2023年6月20日

震災後の家屋解体相次ぐ相馬。古里を愛し描いた老舗料理店主の遺作と思い、どう残せるか 

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】佐久間善彦さん。相馬市で明治27(1894)年創業の老舗料理店だった「まる久(きゅう)」の5代目店主で、昨年10月、血液がんのため65歳で亡くなった。厨房で腕を振るう傍ら、水彩画やアクリル画、墨絵の筆をいつも動か […]

  • 2023年6月9日

岩手・北上市でがん患者の和みの場「パミスの家」発足 20年の活動終えたびわの会の願い受け継ぐ

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】北上川に山々の雪解け水が満ちていた4月下旬の土曜日、取材に向かったのは、北上市立花の軽石房子さん(80)宅。広い畑のある家の前に軽乗用車が何台も止まっていた。「パミスの家」の初めての集いだった。会の名は、集いの場 […]

  • 2023年5月12日

麻雀を、白血病や骨髄バンク知る機会に。東北初の「骨髄バンクチャリティ麻雀大会」7月に開催

【若栁誉美】日頃からライフログと情報収集、遠方の方との軽いやりとりのために使用しているSNS。そこである日、こんなツイートが目に留まった。 ツイートを発信したルーラー山口さんが、西日本在住、元白血病患者のプロ雀士であることは前々から存じ上げていた。な […]

  • 2023年4月24日

「仙台せり」の奥深い魅力を求めて 名取市の栽培農家・三浦隆弘さん訪問記

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト、名取市)】尾羽根の長い鳥がセリ田から飛び立ち、近くの居久根(屋敷林)に消えた。キジだった。次には、別のセリ田から二羽のカモが舞い上がる。JR名取駅からわずか2㌔ほど東に、こんな田園風景がある。名取市下余田(しもよで […]

  • 2023年3月28日

「子どもの遊び場づくり」が深める、地域のつながり 仙台・岩切

【伊藤朱莉】仙台市宮城野区の岩切市民センターでは、小学生の居場所のひとつを作ることを目的に「子どもの広場であそぼう!」というイベントが定期的に開かれている。私が訪問した昨年12月23日は、終業式後の児童を迎えるためボランティアによる準備が行われていた […]

  • 2023年3月27日

【ひとりあるき】10000本のこけし収蔵!福島市「西田記念館」で、東北の豊かな文化を確かめる。わたしとこけしの交差点①

【黒田あすみ】記者は好奇心の赴くままに“ひとりあるき”するのが好きです。面白い発見をしたり、嬉しい出会いがあったり。些細な疑問から、芋づる式に増えていく知識も楽しい。たまの遠出はもちろん、日常のそこかしこにも心満ちるひとときは散らばっている、そんな暮 […]

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